研究会のお知らせ

7月ミニ・シンポジウム

【2018年7月 ミニ・シンポジウムのお知らせ】

(日時)2018年7月21日(土) 14:30 – 18:00
(会場)明治大学 駿河台キャンパス 12号館2103教室  (開催校幹事)大津浩 会員
(全体テーマ)「危機の中の人権と憲法 ―「脆弱」な権利に対する排除構造の分析とその対処 ―」
(全体テーマ趣旨)
社会権の保障やそのための社会保障制度は、人間の尊厳の尊重を基本的価値として据え、社会において「弱者」とされる人々に対する法的保護のシステムとして構築されている。しかし、そうした保護が必要な一定の人々、一定の権利に対し、社会的・構造的・政治的要因及び文化規範から、保護がいきわたらない現象があるのではないか。そうした人々を特に「脆弱」な人々、またそうした権利を「脆弱」な権利と捉え、社会から排除される理由や対処・改善の方法を考察する。

今回のシンポジウムでは、上記の問題について、ジェンダー、貧困、子どもを取り上げ、社会構造、法制度、救済などの多様な観点から現状、原因について明らかにし、対処を考える。社会構造や文化規範を理由とする「脆弱」な権利や人々のありようは、個人の力で改善することは難しい。「脆弱」性を生み出す社会や文化規範そのものを変えることも射程に入れ検討したい。
(企画趣旨説明) 建石真公子 会員(法政大学) (司会) 遠藤美奈 会員(早稲田大学)
(報告者)
報告者・各テーマ:
① 嵩 さやか 氏(東北大学、ゲストスピーカー)
「社会保険における『脆弱』な人々の排除と包摂――公的年金におけるジェンダー問題」
② 笹沼 弘志 会員(静岡大学)
「貧困・排除と権利〜認識論的障害物による排除の正当化・不可視化は超えられるか?」
③ 岩元 惠 会員(弁護士/一橋大学・院)
「児童虐待についての権利論からの検討」
※ 公開・事前申し込み不要です。
ポスターを下記より各自ダウンロードのうえ印刷・配布いただき、多くの市民・学生の皆様にお声かけいただければ幸いです。

ミニシンポ・サムネ

憲法理論研究会2018年7月ミニシンポ・ポスター

★ミニ・シンポジウム終了後、懇親会を開催します。参加をご希望の会員はメールにて事務局までお申し込み下さい(7月13日(金)必着)。
参加費用は専任6,000円、非専任3,000円を予定しております。

8月夏季合宿研究会

【2018年8月夏季合宿研究会のお知らせ】
日 程:2018年8月21日(火)~ 23日(木)
宿泊先:ホテル日航大分オアシスタワー
研究会会場:iichiko総合文化センター 中会議室1
(※ 宿泊先と研究会会場は隣接しております)
会場幹事:青野 篤 会員(大分大学)
報告者・各テーマ:
① 鎌塚 有貴 会員(明治大学・院)「予算理論変遷の日独比較(仮)」
② 波多江 悟史 会員(早稲田大学)「ヨーロッパの放送の自由の比較法的特質:ドイツ、フランス、イタリアを素材として」
③ 石塚 壮太郎 会員(北九州市立大学)「枠組的権利としての生存権」
④ 青木 誠弘 会員(宮崎産業経営大学)「立法不作為事案と国家賠償法「2」条の理論的親和性」
⑤ 徳田 靖之 氏(弁護士・現地ゲストスピーカー)「ハンセン病隔離政策と日本国憲法」

〈合宿研究会スケジュール〉
◆ 8 月21 日(火) 14:30- 研究会会場集合・受付開始
15:00-16:30 報告1 鎌塚会員報告
16:30-18:00 報告2 波多江会員報告
18:30- 夕食・懇親会
◆ 8 月22 日(水) 9:00-10:30 報告3 石塚会員報告
10:30-12:00 報告4 青木会員報告
12:00-17:00 昼食・エクスカーション
18:00- 夕食・懇親会
◆ 8 月23 日(木) 9:00-10:30 報告5 徳田氏報告
打ち合わせの後、現地解散

〈宿泊先・研究会会場へのアクセス〉
電車の場合 JR 大分駅「府内中央口 1 番ホーム出口から タクシーで約3 分・徒歩10 分
飛行機の場合 大分空港エアライナー(空港特急バス)でJR 大分駅前へ(所要時間約68 分)

JR 大分駅からタクシーで約3 分・徒歩10 分
自動車の場合 九州横断自動車道大分IC から市街地方面へ約7分
※ホテル提供の駐車場(有料)もございます。

〈参加費用〉
専任会員:30,000 円 非専任会員:25,000 円 (予定)
※参加費用は、参加者数によって若干変動いたします。
※個室希望者は、別途加算料金がございます(1 泊あたり+500 円)。
なお、個室には限りがございますので、先着順とさせていただきます。
〈申し込み方法〉
合宿参加を希望される会員の方は、お名前、ご所属、ご連絡先、専任/非専任の別、
2 日目エクスカーションの参加の有無、個室の希望の有無(個室希望の方は、個室使用ができない場合の参加の可否もあわせて)を明記の上、憲理研事務局
へお申し込み下さい。なお、締切日以降のキャンセル、変更には料金が発生する場合がございますのでご注意ください。
締切:7月21 日(土)必着

10月月例研究会

【2018年10月月例研究会のお知らせ】
(日時)2018年10月14日(日) 18:00 – 20:00
(会場)専修大学 神田キャンパス 1号館1階101教室 (開催校幹事)久保田祐介 会員
(報告者) 館田晶子 会員(北海学園大学) 「国籍の憲法上の位置付け(仮)」

12月月例研究会

【2018年12月月例研究会のお知らせ】
(日時)2018 年12 月15 日(土) 14:30 – 18:00
(会場)法政大学 市ヶ谷キャンパス 58年館 857教室
(報告者)
① 作花知志 会員(弁護士) 「憲法判例を通して家族を考える―女性の再婚禁止期間、嫡出否認制度、新しい夫婦別姓に関して―(仮)」
② 戸波江二 会員(早稲田大学)「憲法上の⼈格権論の視点から、婚姻・家族の変容について考える(仮)」
(企画趣旨) 第2次世界大戦後、多くの国の憲法や国際人権条約は家族に関する規定を新たに定めている。国が、国際社会が、家族に対する(自由権的、社会権的)保護を認めるのはなぜなのだろうか。また、国が一定の家族モデルを決めることには批判も存在する。社会や人権概念の変遷にともない人々の家族に関する意識も変化しつつあるなか、作花会員からは憲法判例を通して、戸波会員からは理論的な観点から、それぞれ検討いただき、現実に生起する家族をめぐる憲法訴訟において憲法及び憲法学が考果たし得る可能性について考える機会としたい。