過去の研究会のお知らせ(以下の研究会は終了しました)

2024年11月月例会

(日 時)2024年11月16日(土)14:00~17:00(予定)
(会 場)早稲田大学14号館501教室(ハイブリッド開催)
(報告者)田中 祥貴 会員(桃山学院大学)「フィンランドにおける憲法保障の諸相――憲法委員会の考察を中心に」(仮)
     石原 悠大 会員(慶應義塾大学・院)「情報プライバシー権の現状分析」(仮)

2024年10月月例会

(日 時)2024年10月12日(土)18:30~20:00(事務総会に引き続き開催)
(会 場)日本大学法学部 神田三崎町キャンパス 本館121講堂(2階)(対面開催)
(報告者)柳瀬 昇 会員(日本大学)「「司法に対する国民の信頼」とは何か 研究序説」
 ※ 日本公法学会個別テーマ報告セッション終了後。
 ※ 18時から臨時運営委員会・臨時事務総会にて新運営委員長選出。

2024年8月夏合宿

(日時)2024年8月20日(火)~22日(木)
(会場)北海学園大学豊平キャンパス(幹事:館田晶子会員)対面のみ
(スケジュール)
 8月20日(火)研究会・懇親会
  14:00 受付開始
  14:30-16:00 報告① 岡田 聖貴 会員(一橋大学・院)
  「判決における世論――アメリカ憲法を参照して」
  16:00-17:30 報告② 帆足 優希 会員(九州大学・院)
  「立法における知識の動態化と法律の役割」
  18:30 懇親会
 8月21日(水)研究会・懇親会
  10:30-12:00 報告③ 神野  潔 会員(東京理科大学)
  「穂積陳重の憲法思想」
  14:00-15:30 報告④ 鈴木 繁元 会員(一橋大学)
  「アメリカ連邦最高裁とシャドー・ドケット——司法の正統性の動揺?——」
  15:30-17:00 報告⑤ 落合 研一 氏(北海道大学・ゲスト)
  「アイヌ民族が先住民族であることの法的意義」
  18:00 懇親会
 8月22日(木)現地視察
 ウポポイ(民族共生象徴空間)(白老町)※落合氏も同行予定。
  10時現地集合・15時JR白老駅解散予定
  (17時から札幌にて懇親会を予定。)

2024年7月ミニシンポ(憲理研創立60年、鈴木安蔵生誕120年記念行事)

(テーマ)「憲法を生んだ二人の鈴木―福島から始まる戦後史」
(日 程)2024年7月13日(土)14:00~17:30
(会 場)浮舟文化会館(南相馬市)ホール(JR小高駅徒歩8分)(対面のみ)〒979-2124 南相馬市小高区本町二丁目89-1
(講演者)
戸田舜樹会員(筑波大・院)「鈴木安蔵の科学的憲法学と日本国憲法:科学から人権へ」
仁昌寺正一氏(東北学院大学名誉教授)「鈴木義男と日本国憲法」
石村 修会員(専修大学名誉教授)「吉野作造・二人の鈴木、そして日本国憲法」
(司 会)藤野美都子会員(福島県立医科大学)

2024年5月研究総会

(日時)2024年5月19日(日)9:30~17:00
(会場)早稲田大学早稲田キャンパス3号館5階501教室(開催校幹事:愛敬浩二会員)
(テーマ)「安全保障の新展開と憲法――経済安全保障と地経学の登場に関して」
(報告者)永山茂樹会員(東海大学)「経済安全保障――日本国憲法のもとのそもそも論」、江島晶子会員(明治大学)「経済安全保障と人権――憲法・国際人権法・人権法の観点からの検討」、大野悠介会員(東洋大学)「セキュリティクリアランスと憲法学――経済秩序の観点から」、吉良貴之会員(愛知大学)「自由貿易平和主義は維持できるか?――リバタリアン憲法学とマーケット・デザイン」
(司会)駒村圭吾会員(慶應義塾大学)・土屋仁美会員(金沢星稜大学)

2024年4月月例研究会

日 時:2024 年4月20日(土)14:00~17:00
会 場:獨協大学4棟3階法廷教室(ハイブリッド開催)
報告者:
柴田 正義 会員(阪南大学)「プーチン憲法(2020年)下における”世俗国家原則”と”神への信仰”」
佐藤 太樹 氏(慶應義塾大学・院)「『行政府内における権力分立』論の誕生—アメリカにおける職業公務員制の機能と組織」

2024年3月月例研究会

日 時:2024年3月16日(土)14:00~17:00
会 場:獨協大学4棟3階法廷教室(ハイブリッド開催)
報告者:
古木 凌 会員(明治大学・院)「対抗権力としての発案(initiative)—フランスにおける合同発案レファレンダムの経験から」
門田 美貴 会員(京都大学)「萎縮効果論は『感情』の保護をもたらすか?—集会のビデオ監視からの一考察」

2023年12月月例研究会

日 時:2023年12月16日(土)14:00~17:00
会 場:法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー26階A会議室(対面)(開催校幹事:國分典子会員)
報告者:岩間 昭道 氏(ゲスト・千葉大学名誉教授)「憲法改正問題について」、山本 響子会員(千葉大学)「『外国人の生存権保障』をめぐる論点整理の試み―ドイツを参照しつつ」

2023年11月月例研究会

日 時:2023年11月18日(土)14:00~17:00
会 場:獨協大学4棟3階法廷教室(ハイブリッド開催)
報告者:青木 洋英会員(沖縄国際大学)「憲法上の権利としての動物の権利論の構想――Martha C. Nussbaumの議論を手掛かりとして」
田中 嘉彦会員(白鷗大学)「公選上院とウェストミンスター・モデルの接合可能性—二院制の日英比較―」

2023年9月月例研究会

(日時)2023年9月15日(金)14:00-17:00 ※ハイブリッド開催
(会場)東北文化学園大学1号館1555教室(幹事・淡路智典会員)
(報告者)佐藤 寛稔 会員(ノースアジア大学)「『立憲主義の要請』-裁判を受ける権利の拡張に関して」
 高橋 勇人 会員(東北大・院)「初期フランス第五共和制憲法における対抗権力の諸相」

2023年9月ツアー企画「鈴木安蔵生誕地を訪ねて」

(日程)2023年9月14日(木)
(場所)福島県南相馬市小高地区(JR小高駅徒歩10分)
【13:30 JR小高駅集合】
 鈴木安蔵生誕地(鈴木安蔵を讃える会・志賀会長)
 浮舟文化会館(埴谷・島尾記念文学資料館)
【16:00 現地解散】

2023年8月夏合宿

(日程)2023年8月23日(水)~25日(金)※対面のみ
(会場)松山大学(幹事・牧本公明会員)
(研究会会場)松山大学 樋又キャンパス棟2階H2B教室(文京キャンパスと隣接)
〒790-8578 愛媛県松山市文京町4番地2 電話089-925-7111(代表)
(報告者)
①菅 陽一 氏(ゲストスピーカー:愛媛弁護士会/愛媛・人間らしく生きたい裁判弁護団長)、小久保哲郎 氏(ゲストスピーカー:大阪弁護士会/引き下げアカン!大阪訴訟弁護団副団長,いのちのとりで裁判全国アクション事務局長,生活保護引き下げにNO!全国争訟ネット事務局員)「生活保護引き下げといのちのとりで裁判の経過」
②檜垣 宏太 会員(広島大学・院)「パブリック・フォーラム上での営利目的表現活動の規制と表現の自由─*Sorrell*判決の余波の中で」
③小林 宇宙 会員(一橋大学・院)「ヴァイマル後期の選挙制度改革について」
④嘉多山 宗 会員(創価大学)「最高裁判事入江俊郎の憲法論―在任後期の判例を中心に」
(スケジュール)
◆ 8月23日(水)
 14:00       研究会会場集合・受付
 14:45       事務連絡
 15:00-17:00   報告①
 18:00-20:00   夕食・懇親会
◆ 8月24日(木)
 10:30-12:00   報告②
 12:00-14:00   休憩(昼食)
 14:00-15:30   報告③
 15:30-17:00   報告④
 18:00-20:00   夕食・懇親会
◆ 8月25日(金)
 10:30-12:00   トークラウンジ「研究総会を振り返る―文化戦争と「リベラル憲法理論」の議論のゆくえ」

2023年7月ミニシンポジウム

(日時)2023年7月15日(土)13時~17時
(テーマ)生活保護訴訟と司法判断の変容―いのちのとりで裁判を題材に
(会場) 獨協大学4棟3階法廷教室(ハイブリッド開催)
(司会)杉山 有沙 会員(帝京大学)
(報告者)
笹沼 弘志 会員(静岡大学)「憲法25条とその具体化の規範論的意味―生活扶助基準引き下げにともなう保護費減額処分取消訴訟をめぐって」
松本奈津希 会員(広島修道大学)「生活保護基準改定にかかる裁量統制のあり方と憲法25条の役割―日独の比較から」
柴田 憲司 会員(中央大学)「生存権の実現過程の『不合理』と『違法』と『違憲』の連関―生活保護基準改定をめぐる裁判例の検討」
(コメンテーター)
小山 剛 会員(慶應義塾大学)/ 杉山 有沙 会員(帝京大学)

2023年5月研究総会

(日時)2023年5月14日(日)9時30分~16時30分
(会場)名古屋学院大学 「名古屋キャンパスしろとり」翼館4階クラインホール(ハイブリッド開催)
大会実行委員(開催校幹事):榎澤幸広会員
(テーマ)「文化戦争とリベラル憲法理論のゆくえ」
(報告者)
茂木洋平 会員(桐蔭横浜大学)「人種的分断の防止の視点からのAffirmative Actionの意味の再検討」
徳永達哉 会員(熊本大学)「特定の価値観を正統と位置づける権威とシンボリック・スピーチのゆくえ」
上田宏和 会員(創価大学)「中絶規制の判断枠組みに関する合衆国最高裁判所の迷走—Dobbs判決に対する反駁」
(コメンテーター)
南川文里 氏(同志社大学,社会学)/松尾陽 氏(名古屋大学,法哲学)
(司 会)
関沢修子 会員(二松学舎大学)/栗田佳泰 会員(新潟大学)

2023年4月月例研究会のお知らせ

(日時)2023年4月15日(土)14時~17時
(会場)獨協大学(ハイブリッド開催)
(報告者) 
  陳韋佑会員(早稲田大学・院)
「立憲主義と軍事的公共性のせめぎあい――司法権と軍事裁判権に関する台湾大法官解釈を素材として」
  浦川源二郎会員(京都先端科学技術大学)
「恩赦/amnestyの基礎についての一考察」

2023年3月月例研究会のお知らせ

(日時)2023年3月18日(土)14時~17時
(会場)獨協大学(ハイブリッド開催)
(報告者) 
  今枝昌浩会員(慶應義塾大学)「政党の内部秩序への視座:ドイツにおける政党内民主主義の制度と議論を中心に」
  松本有平氏(早稲田大学・院)「アメリカにおける「財産権」の歴史と現在」

2022年12月月例研究会のお知らせ

(日時)2022年12月17日(土)午後3時~
※Zoomにより実施しました。

(報告者)

石村修 氏(ゲストスピーカー、専修大学名誉教授)「憲法保障とそのドグマ」
高木康一 会員(中央学院大学)「カナダから見たオーストラリア憲法解釈」

 

2022年11月月例研究会のお知らせ

(日時)2022年11月19日(土)15:00~
※Zoomにより実施しました。

(報告者)

新井貴大 会員(新潟県立大学)「職業の自由と職業像」
高橋雅人 会員(九州大学) 「『専門家支配』の憲法問題」

2022年10月月例研究会のお知らせ

(日時)2022年10月15日(土)15:00~

(報告者)

辛嶋了憲 会員(広島大学) 「日本平等審査におけるドイツ平等審査論」
吉原裕樹 会員(大阪経済法科大学) 「民事裁判手続における裁判を受ける権利」

※Zoomにより実施しました。

2022年7月ミニシンポジウム
(日時)2022年07月16日(土) 13:00~17:00
(テーマ)「『大人』と『子ども』の境界と人権」
(プログラム)
第一部 報告(13:00~15:20)
堀口悟郎会員(岡山大学)「『18歳成人』と子どもの人権」(仮)
渕野貴生氏(ゲストスピーカー・立命館大学)「18・19歳(特定少年)の実名報道について」
志田陽子会員(武蔵野美術大学)「18・19歳のAV出演規制―憲法理論と政策課題のジレンマ」
大澤彩氏(ゲストスピーカー・法政大学)「成年年齢引下げと消費者法―『おとな』と『こども』の間」
司会:安原陽平会員(獨協大学)
第二部 質疑応答(15:40~16:20)
第三部 全体討論(16:30~17:00)
※Zoomにより実施しました。
2022年5月研究総会
【2022年5月研究総会のお知らせ】

(日時)2022年05月15日(日) 13:30 – 18:00
(テーマ)“新しい”資本主義と憲法(仮)
(報告者)
① 辻雄一郎 会員(明治大学)「憲法学からみたアメリカ気候変動訴訟」
② 尾形健 会員(学習院大学)「”新しい”資本主義の下での生活保障をめぐって(仮)」
③ 曽我部真裕 会員(京都大学)「社会のデジタル化と憲法―最近の諸構想をめぐって」
④ 湯淺墾道 会員(明治大学公共政策大学院)「民主主義のデジタル化:可能性と課題」
(司会)小谷順子 会員(静岡大学)、巻美矢紀 会員(上智大学)
※Zoomにより研究総会を実施しました。

2022年4月月例研究会
【2022年4月月例研究会のお知らせ】

(日時)2022 年4 月16 日(土) 15:00 – 18:00
(報告者)
① 吉川智志 会員(帝京大学)「『代表補強的司法審査アプローチ』について(仮題)」
② 山本和弘 会員(早稲田大学大学院)「ドイツにおける公法上の社団としての宗教団体の現代的意義(仮題)」

※Zoomにより研究会を実施しました。

2022年3月月例研究会
【2022年3月月例研究会のお知らせ】

(日時)2022 年3 月19 日(土) 15:00 – 18:00
(報告者)
① 小西葉子 会員(高知大学)「独立して裁判を行う主体に求められる『品位』(仮題)」
② 柴田竜太郎 会員(一橋大学大学院)「イギリスにおける解散権制約の『実験』(仮題)」

※Zoomにより研究会を実施しました。

2021年12月月例研究会
【2021年12月月例研究会のお知らせ】

(日時)2021 年12 月18 日(土) 15:00 – 18:00
(報告者)
① 辻村みよ子 氏(東北大学名誉教授)「現代家族の変容と個人の尊重――第三次別姓訴訟にむけて」
② 川口かしみ 会員(宮城学院女子大学)「憲法24条の「個人の尊厳」原理の存在意義――現代社会にそくした予備的考察」

※Zoomにより研究会を実施しました。

2021年11月月例研究会
【2021年11月月例研究会のお知らせ】

(日時)2021年11月20日(土)15:00 – 18:00
(報告者)
① 松原俊介 会員(東北学院大学)「平等判例における救済判断の再検討」
② 伊藤純子 会員(茨城大学)「フランスの戦後補償と記憶の法律」

※Zoomにより研究会を実施しました。

2021年10月月例研究会
【2021年10月月例研究会のお知らせ】

(日時)2021年10月23日(土)15:00 – 18:00
(報告者)
① 大野友也 会員(鹿児島大学)「アメリカ合州国におけるBostock 判決の意義とその影響」
② 田中美里 会員(一橋大学)「新しい『規制』の出現と憲法学ーフランスのフェイクニュース対策を議論の出発点として」

※Zoomにより研究会を実施しました。

2021年7月ミニシンポ
【2021年7月ミニシンポのお知らせ】

(日時)2021年7月17日(土)13:00 – 17:00
(テーマ)「沖縄の現在と憲法」
(報告者)
① 西山千絵 会員(琉球大学)「『女性優位と男系原理』の社会と女性のリプロダクティブ・ライツの脆弱性―沖縄の子どもの高貧困率問題への一視点」
② 岩垣真人 会員(沖縄大学)「沖縄振興の『機能』と沖縄の『構造』」
③ 桜井國俊 氏(ゲストスピーカー・沖縄大学名誉教授)「なぜ5年も嘉手納基地の立入調査ができないのか?―PFASに見る基地汚染の法的課題―」
④ 徳田博人 会員(琉球大学)「辺野古新基地建設問題と地方自の危機と展望」
司会:榎澤幸広 会員(名古屋学院大学)

※Zoomによりミニシンポを実施しました。

2021年5月春期研究総会
【2021年5月春期研究総会のお知らせ】

(⽇時)2021年5⽉16⽇(⽇) 13:30 – 18:00
(テーマ)市民社会の現在と憲法
(報告者)
① 守矢健⼀ 氏(ゲストスピーカー・大阪市立大学)
「『学問の自由』考察の上での留意事項」
② 大林啓吾 会員(千葉大学)
「彷徨う民主主義―アメリカの政治的分断と司法」
③ 遠藤美奈 会員(早稲⽥大学)
「雇用の階層化と市民社会」
④ 水谷瑛嗣郎 会員(関西大学)
「ポスト・トゥルース時代を『漂流』する『個人』―プラットフォームによる「自由」の可能性―」
(司会)青野篤 会員(大分大学)、松原幸恵 会員(山口大学)

※Zoomにより研究総会を実施しました。

2021年4月月例研究会
【2021年4月月例研究会のお知らせ】

(日時)2021年4⽉17⽇(土) 15:00 – 18:00
(報告者)
① 内藤陽 会員(北海道⼤学)
「観念から成る行政法学〜オットー・マイヤー法学的⽅法論についての⼀考察〜(仮)」
② 兵田愛子 会員(関西⼤学・院)
「ルネ・カピタンの議院内閣制論――議院内閣制の目的、民主主義との関係――」

※Zoomにより研究会を実施しました。

2021年3月月例研究会
【2021年3月月例研究会のお知らせ】

(日時)2021年3月20日(土) 15:00 – 18:00
(報告者)
河嶋春菜 会員(帝京大学)
「感染症患者の入院制度と人身の自由」
朱穎嬌 会員(京都大学・院)
「人間の尊厳と社会連帯の規範的意義に関する考察――ケアをめぐる社会的リスクを中心に」

※Zoomにより研究会を実施しました。

2020年12月月例研究会
【2020年12月月例研究会のお知らせ】

(日時)2020年12月19日(土) 14:30 – 18:00
(報告者)
右崎正博 会員(獨協⼤学名誉教授)
「表現の自由の現代的課題」
山田隆司 会員(創価⼤学)
「勝訴する政治家の対メディア名誉毀損訴訟――『現実的悪意の法理』導入の可能性 再論」

※Zoomにより研究会を実施しました。

2020年11月月例研究会

【2020年11月月例研究会のお知らせ】
(日時)2020年11月21日(土) 14:30 – 18:00
(報告者)
棟形康平会員(九州大学・院)
「フランスにおける暴力行為の理論の展開―学説の議論状況を中心に」
横堀あき会員(北海道大学)
「ドイツ地方自治保障の諸相」

※Zoomにより実施しました。
2020年臨時事務総会

【2020年臨時事務総会のお知らせ】
(日時)2020年10月10日(土) 14:20 – 14:30
(審議内容)次期事務局⻑の選出、入会申込書者の承認、日本学術会議の件、その他

※Zoomにより実施しました。

2020年10月月例研究会

【2020年10月月例研究会のお知らせ】
(日時)2020年10月10日(土) 14:30 – 18:00
(報告者)
⼩⻄洋之 会員(参議院議員)
「非科学の『解釈変更』と学術の使命 ―日本学術会議『軍事的安全保障研究に関する声明』の憲法学的考察」
望月穂貴 会員(早稲田大学・院)
「アメリカ連邦議会による安全保障の立法的統制」

※Zoomにより実施しました。

2020年9月月例研究会

【2020年9月月例研究会のお知らせ】
(日時)2020年9⽉19⽇(⼟) 14:30 – 18:00
(報告者)
大野悠介 会員(下関市立大学)
「『消費者』の二重性と国家」
塚林美弥子 会員(東京学芸大学)
「フランス『連帯(solidarité)』概念の憲法学的考察―『社会保護への権利』の観点から」
※Zoomにより実施しました。

2020年5月研究総会​中止のお知らせ

【5月研究総会は中止いたします】
憲法理論研究会の春季研究総会について、5月10日(日)に松山大学にて開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が拡大している現状に鑑み、研究総会開催日の5月10日段階でも感染症の終息が見込めないと判断し、5月研究総会は中止いたします。
なお前日9日開催予定の全国憲法研究会春季研究集会も中止されることになりました。また、10日の春季研究総会で予定されておりました運営委員選挙および事務総会については、郵便による投票および議決の⽅式を検討しております。詳細については、別途、ご案内いたします。

※3月に予定していました月例会は、6月以降に延期します。

2020年5月研究総会中止に関する運営委員長からの所見

2020年5月10日、松山大学において開催を予定していました春季研究総会は、中止に致しました。松山大学に所属されている妹尾会員、牧本会員におかれましては、これまでのご尽力に感謝申し上げます。また、4名の報告者及び2名の司会者におかれましても、誠に残念な結果となり、お詫び申し上げます。
中止決定をした理由は、新型コロナウイルス禍に直面し、会員各位の健康と身体の安全確保が困難であると判断したからであります。学会会場に至るまでの公共交通機関の利用による感染の危険性、宿泊先での不安、また学会会場内における集団行動に伴う罹患可能性などを勘案すると、感染リスクは排除できません。こと新型コロナウイルスに対する治療法が確立しておらず、罹患した場合、感染症法6条8項の指定感染症を理由に個人の行動の自由が制限されるなど、会員各位の不安要素は、増してくると推察致します。
すでに本会は、3月例会を中止・順延としました。現在、5月の学会の代替措置も構想中であります。ただ、この春の学会では運営委員選挙及び事務総会が予定されていました。この代替方法の詳細につきましては、郵送文書及びメールにて、後日ご案内致します。現段階では、選挙は郵便投票とし、また審議事項についても郵便による議決方式を考えております。従前とは異なる取り扱いとなりますが、本会の審議事項及び運営委員選挙につき、会員各位の意思表示を可能ならしめ、いささかでも会運営の正当性に傷がつかないよう最善を尽くす所存であります。
会員各位におかれましては、是非、今回の中止決定につきましてご理解下さるよう伏してお願い申し上げます。しばらくの間、変則的な会運営となりますが、何卒、この苦境を察して下さればと存じます。
会員各位が、ご健康を損なうことなきよう、心よりお見舞い申し上げます。

2020年3月29日
運営委員長
加藤 一彦

PDF版は下記よりダウンロードできます。
2020年5月研究総会中止に関する運営委員長からの所見

2020年3月月例研究会
【2020年3月月例研究会のお知らせ】【本研究会は中止になりました】
新型コロナウィルスの感染が拡大している状況、​また会場校の動向も踏まえ、報告者と参加者の皆様の​安全を第一とするため中止とさせていただきます。​何卒ご理解賜りますようお願いいたします。今後の予定については、憲理研通信およびこのHPでお知らせいたします。

(⽇時)2020年3⽉21⽇(⼟) 14:30 – 18:00
(会場)慶應義塾⼤学 三⽥キャンパス 南館地下4階2B41教室
(開催校幹事)⼭元⼀ 会員
(報告者)
⼤野悠介 会員(慶應義塾⼤学)
「『消費者』の⼆重性と国家」
塚林美弥⼦ 会員(早稲⽥⼤学・院)
「フランス『連帯(solidarité)』概念の憲法学的考察―『社会保護への権利』の観点から」

2019年12月月例研究会

【2019年12月月例研究会のお知らせ】
(日時)2019 年 12月 21日(土) 14:30 – 18:00
(会場)中央大学後楽園キャンパス 5号館 5233教室
(開催校幹事)佐藤修一郎 会員
(報告者)
植野妙実子 会員(中央大学名誉教授)
「家庭教育支援の問題点」
成嶋隆 会員(新潟大学名誉教授)
「憲法教育論・再訪」

2019年11月月例研究会

【2019年11月月例研究会のお知らせ】
(日時)2019年11月16日(土) 14:30 – 18:00
(会場)中央大学多摩キャンパス 6号館6104教室 (開催校幹事)畑尻剛 会員
(報告者)
瑞慶山広大 会員(九州産業大学)「法の表示理論はいかにして憲法理論でありうるか?」
吉岡万季 会員(中央大学・院)「憲法上の親の権利:その必要性と問題性(仮)」

2019年10月月例研究会

【2019年10月月例研究会のお知らせ】
(日時)2019年10月13日(日) 17:10-19:00
(会場)大阪大学 豊中キャンパス 法経講義棟1F 2番教室(公法学会2日目の休憩室)
(報告者)松本奈津希 会員(一橋大学・院)
「生存権保障の可能性―自由権的側面の現代的意義を考える―」

★研究会終了後、懇親会を予定しております。
参加をご希望の会員はお名前、ご所属、専任・非専任の別、連絡先をご記入の上、メールにて事務局までお申し込み下さい。
懇親会申込締切:10月5日(土)必着
参加費用:専任6,000 円 非専任4,000 円(予定)

【2019年台風19号接近に関するお知らせ(12日23時更新)】

(1)12日23時の時点で、10月13日の月例研究会は予定通り開催する見込みです。なお、首都圏・東海地方を中心に台風19号による被害や交通網の混乱が発生しております。会員の皆様には無理をなさらず安全の確保を優先して頂きますようお願いいたします。
(2)日本公法学会事務局より、2019年10月12日・13日に予定されている第84回日本公法学会総会について、下記のSNSアカウントを通じて開催・中止等のお知らせをするとの連絡がありました。日本公法学会に参加予定の会員の皆様には、下記もあわせてチェックしていただきますようお願いいたします。
Twitter 「第84回日本公法学会 開催校からのお知らせ」
Facebookページ 第84回日本公法学会-開催校からのお知らせ

2019年度夏季合宿研究会

【2019年度夏季合宿研究会のお知らせ】
(日程)2019年8月27日(火)~29日(木)
(宿泊先・研究会会場)ホテル金沢兼六荘
(報告者)
(1)小牧亮也 会員(名古屋大学・院)「民営化に対する憲法的統制(仮)」
(2)山﨑皓介 会員(北海道大学)「部分無効と立法者意図(仮)」
(3)春山習 会員(早稲田大学)「憲法学とはどのような学問か—フランス第三共和制期の場合—(仮)」
(4)菅沼博子 会員(一橋大学・院)「ヘイトスピーチと警察(仮)」
その他、ゲストとして、莇昭三氏(医師)、西尾雄次氏(内灘町前教育長・風と砂の館前館長)
(2日目午後 フィールドワークについて)
フィールドワークは内灘を予定しています。移動手段は貸切バスのため、手配の関係上、参加申込の際、フィールドワークの参加の可否につきましてもご回答ください。
(合宿研究会参加費用) 専任会員:30,000 円 非専任会員:25,000 円
個室(シングル)利用の場合は、専任会員:32,000 円 非専任会員:27,000 円
※参加費用は、参加者数によって若干変動いたします。また個室には限りがございますので、先着順とさせていただきます。
(参加申込方法)
合宿参加を希望される会員の方は、お名前、ご所属、ご連絡先、専任/非専任の別、2日目フィールドワークの参加の有無、個室の希望の有無(個室希望の方は、個室使用ができない場合の参加の可否もあわせて)を明記の上、憲理研事務局までメールでへお申し込み下さい。なお、締切日以降のキャンセル、変更には料金が発生する場合がございますのでご注意ください。
参加申込締切:7月20日(土)必着

2019年7月ミニ・シンポジウム(一般公開)

【2019年7月ミニ・シンポジウムのお知らせ】
(日時)2019年7月20日(土) 14:30 – 18:00
(会場)専修大学 神田校舎7号館731教室
(全体テーマ)天皇の代替わりと憲法
(報告者)
榎透 会員(専修大学)
「「生前退位」をめぐる憲法問題―今後の象徴天皇制のあり方を考えるために―」
佐々木弘通 会員(東北大学)
「憲法・天皇制・皇室祭祀」
原武史 氏(ゲスト・放送大学)
「天皇・皇后のパフォーマンス―昭和期の行啓・平成期の行幸啓」
※一般公開のシンポジウムです。会員外の方も参加可能です。事前申込不要。直接会場にお越しください。
※下記よりポスターをダウンロードのうえ印刷・配布いただき、多くの市民・学生の皆様にお声かけいただければ幸いです。
憲法理論研究会2019年7月ミニシンポ・ポスター

2019年6月月例研究会

【2019年6月月例研究会のお知らせ】
(日時)2019年6月15日(土) 14:30 – 18:00
(会場)拓殖大学 文京キャンパスE館3階306教室
(報告者)
① 内野正幸会員(中央大学):「政治的、宗教的または営利的な宣伝・主張を伴った市民会館会 議室などの利用」
② 渋谷秀樹会員(立教大学):「憲法訴訟の現在と未来――司法権と違憲審査権の関係を中心に」

5月春季研究集会

【2019年5月春季研究集会のお知らせ】
(日時)2019年5月12日(日)9:30-16:30
(会場)龍谷大学深草キャンパス
(開催校幹事)丹羽徹会員
(全体テーマ)憲法裁判の現在
(報告者)
① 畑尻剛会員(中央大学):「ドイツの連邦憲法裁判所―その普遍性と特殊性」
② 福嶋敏明会員(神戸学院大学):「アメリカにおける憲法裁判の現在(仮)」
③ 池田晴奈氏(近畿大学):「フランス憲法院の事後的違憲審査(QPC)9年間の動向」
④ 水島玲央会員(名古屋経済大学):「民主化30年後と韓国の憲法裁判の現在」
(司会)
菅谷麻衣会員(常葉大学)
吉田栄司会員(関西大学)

3月月例研究会

【2019年3月月例研究会のお知らせ】
(日時)2019 年3月16日(土) 14:30 – 18:00
(会場)東京経済大学 国分寺キャンパス 第4研究センター4階4422会議室
(開催校幹事)加藤一彦 会員
(報告者)
① 根田恵多会員(早稲田大学・院)「アメリカ連邦最⾼裁の判例法理における「宗教に対する敵意」の位相」
② 山本健人会員(大阪経済法科大学)「信教の⾃由における「承認」と「対話」―カナダ憲法学からの⽰唆」

12月月例研究会

【2018年12月月例研究会のお知らせ】
(日時)2018年12月15日(土) 14:30-18:00
(会場)法政大学 市ヶ谷キャンパス 58年館 857教室
(報告者)
1 作花知志 会員(弁護士)「憲法判例を通して家族を考える−女性の再婚禁止期間、嫡出否認制度、新しい夫婦別姓に関して−」
2 戸波江二 会員(早稲田大学)「憲法上の人格権の意義と射程、その人権問題の解明のための民刑事法への照射力」

(企画趣旨) 第2次世界大戦後、多くの国の憲法や国際人権条約は家族に関する規定を新たに定めている。国が、国際社会が、家族に対する(自由権的、社会権的)保護を認めるのはなぜなのだろうか。また、国が一定の家族モデルを決めることには批判も存在する。社会や人権概念の変遷にともない人々の家族に関する意識も変化しつつあるなか、作花会員からは憲法判例を通して、戸波会員からは理論的な観点から、それぞれ検討いただき、現実に生起する家族をめぐる憲法訴訟において憲法及び憲法学が考果たし得る可能性について考える機会としたい。

10月月例研究会

【2018 年10 月 臨時事務総会・月例研究会のお知らせ】
(日時)2018 年10月14日(日) ※日本公法学会総会2日目終了後
臨時事務総会 17:40-17:50 研究会 18:00-20:00
(会場)専修大学 神田キャンパス 1号館1階101教室 (開催校幹事)久保田祐介 会員
(報告者) 館田晶子 会員(北海学園大学) 「人権としての国籍の可能性」
(会場図・交通アクセス)
・九段下駅(東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線)出口5より徒歩3分。
・神保町駅(東京メトロ半蔵門線、
都営三田線、都営新宿線)出口A2より徒歩3分。
・JR 水道橋駅西口より徒歩7分。

※キャンパス内の移動上の注意
1号館から3号館は連結しており、実質的に1つの建物となっています。当日は公法学会終了後のエレベーターの混雑が予想されますので、研究会会場となる101教室への移動の際は、下記の道順のいずれかを利用して頂くと簡便です。
<公法学会総会会場(1号館3階)から建物内を移動するルート>
・302教室(公法学会総会・1日目では遠隔映像システム使用会場)横の階段で1階まで降りる。
・エレベーターでB1階まで降り、学生ホールに出てから向かって右へ進んだ先の階段で1階へ上る。
<建物の外に出て再度入館するルート>
・正門から入り、中庭を抜けて2号館の建物入口から再入館する。

(懇親会)終了後、懇親会を予定しております。懇親会参加をご希望の会員は、お名前、ご所属、専任/非専任の別、ご連絡先を明記の上、事務局までメールにてお申し込み下さい。
懇親会申込締切:10月6日(土)必着 参加費用 専任:5,000円 非専任:3,000円(予定)

8月夏季合宿研究会

【2018年8月夏季合宿研究会のお知らせ】
日 程:2018年8月21日(火)~ 23日(木)
宿泊先:ホテル日航大分オアシスタワー
研究会会場:iichiko総合文化センター 中会議室1
(※ 宿泊先と研究会会場は隣接しております)
会場幹事:青野 篤 会員(大分大学)
報告者・各テーマ:
① 鎌塚 有貴 会員(明治大学・院)「予算理論変遷の日独比較(仮)」
② 波多江 悟史 会員(早稲田大学)「ヨーロッパの放送の自由の比較法的特質:ドイツ、フランス、イタリアを素材として」
③ 石塚 壮太郎 会員(北九州市立大学)「枠組的権利としての生存権」
④ 青木 誠弘 会員(宮崎産業経営大学)「立法不作為事案と国家賠償法「2」条の理論的親和性」
⑤ 徳田 靖之 氏(弁護士・現地ゲストスピーカー)「ハンセン病隔離政策と日本国憲法」

〈合宿研究会スケジュール〉
◆ 8 月21 日(火) 14:30- 研究会会場集合・受付開始
15:00-16:30 報告1 鎌塚会員報告
16:30-18:00 報告2 波多江会員報告
18:30- 夕食・懇親会
◆ 8 月22 日(水) 9:00-10:30 報告3 石塚会員報告
10:30-12:00 報告4 青木会員報告
12:00-17:00 昼食・エクスカーション
18:00- 夕食・懇親会
◆ 8 月23 日(木) 9:00-10:30 報告5 徳田氏報告
打ち合わせの後、現地解散

〈宿泊先・研究会会場へのアクセス〉
電車の場合 JR 大分駅「府内中央口 1 番ホーム出口から タクシーで約3 分・徒歩10 分
飛行機の場合 大分空港エアライナー(空港特急バス)でJR 大分駅前へ(所要時間約68 分)

JR 大分駅からタクシーで約3 分・徒歩10 分
自動車の場合 九州横断自動車道大分IC から市街地方面へ約7分
※ホテル提供の駐車場(有料)もございます。

〈参加費用〉
専任会員:30,000 円 非専任会員:25,000 円 (予定)
※参加費用は、参加者数によって若干変動いたします。
※個室希望者は、別途加算料金がございます(1 泊あたり+500 円)。
なお、個室には限りがございますので、先着順とさせていただきます。
〈申し込み方法〉
合宿参加を希望される会員の方は、お名前、ご所属、ご連絡先、専任/非専任の別、
2 日目エクスカーションの参加の有無、個室の希望の有無(個室希望の方は、個室使用ができない場合の参加の可否もあわせて)を明記の上、憲理研事務局
へお申し込み下さい。なお、締切日以降のキャンセル、変更には料金が発生する場合がございますのでご注意ください。
締切:7月21 日(土)必着

7月ミニ・シンポジウム

【2018年7月 ミニ・シンポジウムのお知らせ】

(日時)2018年7月21日(土) 14:30 – 18:00
(会場)明治大学 駿河台キャンパス 12号館2103教室  (開催校幹事)大津浩 会員
(全体テーマ)「危機の中の人権と憲法 ―「脆弱」な権利に対する排除構造の分析とその対処 ―」
(全体テーマ趣旨)
社会権の保障やそのための社会保障制度は、人間の尊厳の尊重を基本的価値として据え、社会において「弱者」とされる人々に対する法的保護のシステムとして構築されている。しかし、そうした保護が必要な一定の人々、一定の権利に対し、社会的・構造的・政治的要因及び文化規範から、保護がいきわたらない現象があるのではないか。そうした人々を特に「脆弱」な人々、またそうした権利を「脆弱」な権利と捉え、社会から排除される理由や対処・改善の方法を考察する。

今回のシンポジウムでは、上記の問題について、ジェンダー、貧困、子どもを取り上げ、社会構造、法制度、救済などの多様な観点から現状、原因について明らかにし、対処を考える。社会構造や文化規範を理由とする「脆弱」な権利や人々のありようは、個人の力で改善することは難しい。「脆弱」性を生み出す社会や文化規範そのものを変えることも射程に入れ検討したい。
(企画趣旨説明) 建石真公子 会員(法政大学) (司会) 遠藤美奈 会員(早稲田大学)
(報告者)
報告者・各テーマ:
① 嵩 さやか 氏(東北大学、ゲストスピーカー)
「社会保険における『脆弱』な人々の排除と包摂――公的年金におけるジェンダー問題」
② 笹沼 弘志 会員(静岡大学)
「貧困・排除と権利〜認識論的障害物による排除の正当化・不可視化は超えられるか?」
③ 岩元 惠 会員(弁護士/一橋大学・院)
「児童虐待についての権利論からの検討」
※ 公開・事前申し込み不要です。
ポスターを下記より各自ダウンロードのうえ印刷・配布いただき、多くの市民・学生の皆様にお声かけいただければ幸いです。

ミニシンポ・サムネ

憲法理論研究会2018年7月ミニシンポ・ポスター

★ミニ・シンポジウム終了後、懇親会を開催します。参加をご希望の会員はメールにて事務局までお申し込み下さい(7月13日(金)必着)。
参加費用は専任6,000円、非専任3,000円を予定しております。

6月月例研究会

【2018年6月月例研究会のお知らせ】
(日時)2018年6月16日(土) 14:30 – 18:00
(会場)國學院大學 渋谷キャンパス3号館3502教室(予定) (開催校幹事)植村勝慶 会員
(報告者)
① 本庄未佳 会員(成城大学・院)
「「対話型立法権分有」の法理に基づく英国型「目的効果基準」論のスコットランドからの視座
――Martin v Her Majesty’s Advocate (Respondent) (Scotland);Miller v Her Majesty’s Advocate  (Respondent)(Scotland)判決に関する一考察――」
② 栗島智明 会員(慶應義塾大学・助教(有期・研究奨励))
「ドイツにおける学問の自由解釈の新展開——連邦憲法裁判所の近年の判決を素材に」

(交通アクセス)
・渋谷駅(JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線)から徒歩約13分
・渋谷駅(JR埼京線)新南口から徒歩約10分
・都営バス(渋谷駅東口バスターミナル54番のりば 学03日赤医療センター行)「国学院大学前」下車
(運賃180円・IC175円)【渋谷駅から3番目の停留所、所要時間約10分】

5月春季研究総会

【2018年5月春季研究総会のお知らせ】
(日時)2018年5月13日(日) 9:30 – 17:00
(会場)中央大学 後楽園キャンパス 5号館5階5534号室 
※前号にてお伝えした教室から変更となっています。ご注意ください。

(開催校幹事)植野妙実子 会員
(全体テーマ)「立憲主義の挑戦 ―憲法のデザイン―」
(報告者)
① 斎藤一久 会員(東京学芸大学)「日本における憲法パトリオティズム論の展開」
② 齊藤笑美子 会員(元 茨城大学)「婚姻・家族とフランス憲法」
③ 植松健一 会員(立命館大学)「民主政のデザイン——政治プロセスにおける「解散権」の位置——」
④ 宍戸常寿 会員(東京大学)「司法権=違憲審査制のデザイン」
(コメンテーター) 横大道聡 会員(慶應義塾大学)
(司会者) 江藤英樹 会員(明治大学)・ 田代亜紀 会員(専修大学)

(交通アクセス)
・東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩約5分
・都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩約6分
・JR中央・総武線『水道橋駅』から徒歩約12分
・JR中央・総武線『飯田橋駅』から徒歩約17分
※春日通り沿いに正門、東門があります。

◆ 研究総会における託児所利用者への補助金について
当研究会では、2018年5月から研究総会において託児所、またはベビーシッターを利用した会員の方に対して、補助金(こども1⼈あたり、1⽇1回5000円を限度とする実費)を拠出いたします。補助のご利用をお考えの方は、下記申請方法をご参照の上、ご応募ください。
※ なお本補助制度は、5月の運営委員会および事務総会における承認を待って正式に導入される予定でございます。現時点ではあくまで拠出見込みでございますので、この点あらかじめご了承下さい。
※ 会場近隣の託児施設の情報については、憲理研通信をご参照ください。

(補助金の申請方法)
保育サービス利用補助申請書(PDF)をダウンロードの上、氏名、お振込み口座番号など必要事項を記載し、託児所に提出する申込書のコピー(紙媒体の申込みがない場合は、申し込んだことがわかるメールの文面などを印刷していただいたものでも構いません)および領収書(宛名は必ず「憲法理論研究会」でお願いいたします)を添付して、下記事務局会計担当までご郵送ください。後日、記載された口座にお振込みをさせていただきます。お申し込み方法他でご不明な点等ございましたら、メールにて事務局(info☆kenriken.jp.net ☆を@に変えてください)までご連絡くださいませ。

◆ 春季総会 懇親会について
春季研究会終了後、懇親会を予定しております。参加をご希望の会員は、氏名、ご所属、専任/非専任の別、ご連絡先を明記の上、メールにて事務局までお申し込み下さい。
申込み締切:5月5日[土](必着) 参加費用:専任5000円・非専任3000円(予定)

4月月例研究会

【2018年4月月例研究会のお知らせ】
(日時)2018年4月21日(土) 14:30 – 18:00  *終了後、懇親会を予定しております。
(会場)一橋大学 国立キャンパス 東キャンパス・マーキュリータワー7階 会議室
※会場教室が変更となりました。前号にてお知らせしていた西キャンパスの集会場ではなく、道路を挟んで反対側の東キャンパスの建物となります。ご注意ください。
(開催校幹事)阪口正二郎 会員
(報告者)
① 馬場里美 会員(立正大学)
「私企業における労働者の宗教の⾃由―フランスおよびEUにおける差別禁⽌原則の⼀側⾯(仮)」
② 水林翔 会員(流通経済大学)
「近代フランス憲法思想再読(仮)」

(交通アクセス)
・JR 中央線 国立駅 南口より徒歩5分

(会場図)※クリックすると拡大します

一橋会場図 変更後

マーキュリータワーは図の37番の建物となります。東キャンパス(国立駅南口から向かって道路の左側の校舎)の正門から右手奥に進み、一番奥にある建物です。なお、会場教室である会議室と同じ階に「法科大学院会議室」という名の部屋もありますが、そちらとは別の部屋になります。

12月月例研究会

【12月月例研究会のお知らせ】
(日時)2017年12月16日(土) 14時30分~18時
(会場)工学院大学 新宿キャンパス B0526教室(中層棟5階)
(全体テーマ)「違憲審査における国賠訴訟の可能性」
(報告者)
①青井 未帆 会員(学習院大学)「立法行為に対する違憲国賠訴訟について―安保法制違憲訴訟を題材に」
②井口 秀作 会員(愛媛大学)「違憲国賠訴訟―違憲訴訟の可能性―(仮)」

※終了後、忘年会を予定しております。忘年会参加をご希望の会員は、事務局(info☆kenriken.jp.net ☆を@にかえてください)までお申し込み下さい。
申込み締切:12月8日(金)必着 参加費用:専任 5,000 円・非専任 3,000 円(予定)

※12 月月例研究会の開始前に運営委員会を開催いたします。
(日時)2017 年12 月16 日(土) 12:00 -14:00
(会場)工学院大学 新宿キャンパス 校友会会議室(高層棟28 階)
(審議事項)今後の研究会活動(月例研究会、春季研究 総会、ミニシンポジウム、夏合宿)及び次年度の年間テーマなどについてお諮りする予定です。

10月月例研究会

【10月月例研究会のお知らせ】
(日時)2017年10月15日(日)  17時 ~ 19時
(会場)東北大学 川内キャンパス・文科系総合講義棟・第1小講義室
(報告者) 栗田佳泰会員(新潟大学) 「裁量審査における憲法上の権利と価値に関する一考察――学校における信教の自由と合理的配慮(reasonable accommodation)に関するカナダ最高裁判決を素材に――」

※月例会終了後、懇親会を開催します。参加をご希望の会員は、事務局(info★kenriken.jp.net)までお申し込み下さい(9月30日〔土〕必着)。参加費用は専任6,000円、非専任4,000円を予定しております。

夏季合宿研究会

【夏季合宿研究会のお知らせ】
(日程)2017 年8 月22 日(火)~24 日(木)
(会場)高知市内で調整中
(会場幹事)岡田健一郎会員(高知大学)
(報告)
①牧本公明会員(松山大学)「公益通報者保護の憲法的意義(仮)」
②山本真敬会員(下関市立大学)「ドイツ連邦憲法裁判所における主張可能性の統制について(仮)」
③小川有希子会員(慶應義塾大学・院) 「科学技術立法における民主的正統性の意義(仮)」
④斉藤拓実会員(中央大学・院) 「日本におけるヘイトスピーチー救済論の視点から―(仮)」
⑤公文豪氏(高知近代史研究会々長、現地報告者) 「「民権ばあさん」楠瀬喜多と女性参政権」

参加費用は専任30,000円、非専任25,000円を予定しております。
参加をご希望の会員は、以下のフォームに必要事項をご記入の上、事務局までお申し込み下さい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2017年度夏季合宿研究会参加申込

お名前:
ご所属:
専任/非専任のいずれか
ご住所:
電話番号:
メールアドレス:
個室使用の希望の有無:
(【希望する/希望しない】のいずれかをご記入ください)
個室使用不可の場合の参加の可否:
(【相部屋を使用して参加する/参加しない】のいずれかを,個室希望の方のみご記入ください )
ご意見・ご希望等:

2017年7月22日(土)必着(これ以降のキャンセル・変更には料金がかかる場合があります)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
憲理研事務局:info★kenriken.jp.net (★を@に変えてください)

※ 現地集合時間は14時30分の予定です。早割等の航空券のご予約の場合、次の便をご参考にしてください。

往路(羽田発) JAL493 便 09:30 発(高知10:50 着)、ANA563 便 11:25 発(高知12:50 着)
(伊丹発) ANA1605 便 10:10 発(高知10:55 着)

なお、お帰りの便については、2 日目のお帰りになる方、最終日にお帰りになる方とも、午後2 時以降の便、余裕を持たせるなら午後3 時以降の便を予約されることをお勧めします。

7月ミニ・シンポジウム

【2017 年7月ミニ・シンポジウムのお知らせ】
(日時)2017 年7 月15 日(土)14 時30 分~17 時 45分(予定)
(会場)早稲田大学 早稲田キャンパス15号館102教室
(全体テーマ)「憲法訴訟の動向 ――実務と学問の対話――」
(総合司会)建石真公子会員(法政大学)
(内容)
① 講演 千葉勝美 氏(元最高裁判所判事) 「司法部の立ち位置と最高裁憲法判例の展開」
② 対談 千葉勝美 氏 × 渡辺康行 会員(一橋大学)× 駒村圭吾 会員(慶應義塾大学)
③ 会場からの質疑応答

【2017】憲理研ミニシンポちらし 2種
ちらしデザイン① ちらしデザイン②
(文字をクリックするとPDFファイルが開きます。デザインが異なりますが記載内容は同一です。)

※会員以外の方が出席を希望される場合には、会員の方のご紹介で、あらかじめ事務局へ申請をお願いいたします。
★ミニ・シンポジウム終了後、懇親会を開催します。参加費用は専任6,000円、非専任4,000円を予定しております。参加をご希望の会員は、以下のフォームに必要事項をご記入の上、事務局までお申し込み下さい(2017年7月7日(金)必着)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7月ミニシンポジウム懇親会申込

お名前:
ご所属:
専任/非専任のいずれか
ご連絡先:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
憲理研事務局:info★kenriken.jp.net (★を@に変えてください)

6月月例研究会

【6月月例研究会のお知らせ】

(日時)2017 年 6 月 17 日(土)14 時 30 分~18 時(予定)
(会場)立正大学 品川キャンパス11号館6階1161教室
(報告)
①橋爪英輔 会員(慶應義塾大学・院)「フランスの政治裁判権における司法官の位置づけ(仮)」
②森口千弘 会員(早稲田大学・招聘研究員) 「アメリカにおける世俗的良心への制約と保護(仮)」

5月春季研究総会

【5月春季研究総会のお知らせ】

(日時)2017 年 5月 14 日(日) 9時 30分~ 16時 45分(予定)
(会場)神戸学院大学ポートアイランドキャンパス B201講義室(B号館2階)
(全体テーマ)「緊急事態と憲法理論──憲法規範化と統制の観点から」
(報告者・テーマ)
①長谷部恭男会員(早稲田大学) 「緊急事態序説──カール・シュミットを手掛かりとして」
②木下智史会員(関西大学)「緊急事態に対する議会による統制 ―ブルース・アッカマンのEmergency Constitution論再考―」
③村田尚紀氏(ゲストスピーカー・関西大学)「フランスにおける緊急状態をめぐる憲法ヴォードヴィル」
④高橋雅人会員(拓殖大学)「緊急事態に対する行政による統制―ドイツを素材に」

(司会者)青井未帆会員(学習院大学)、武田芳樹会員(山梨学院大学)

☆昼休憩中に、運営委員会(A号館4階中会議室)、院生および非専任若手会員交流会(B304演習室)を開催いたします。詳細は通信をご覧ください。

※ お弁当のお申し込みについて
研究総会当日は日曜日であり大学内の飲食施設は利用できず、付近に飲食店もありません。
そこで、お弁当(1000円を予定)を用意いたします。
ご希望の方は、下記のフォームに必要事項をご記入の上、事務局までお申し込み下さい。

※ 懇親会について
懇親会参加をご希望の会員は、下記のフォームにて、事務局までお申し込み下さい。
参加費用は専任5000 円、非専任3000 円を予定しております。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月春季研究総会お弁当申込

お名前:
ご所属:
ご連絡先:

※2017年5月6日(土)必着

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月春季研究総会懇親会参加申込

お名前:
ご所属:
専任/非専任のいずれか
ご連絡先:

※2017年5月6日(土)必着

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
事務局連絡先:info★kenriken.jp.net
※「★」を@に変えてください。

3月月例研究会

【3月月例研究会のお知らせ】

(日時)2017 年 3 月 18 日(土)14 時 30 分~18 時(予定)
(会場)法政大学市ヶ谷キャンパス富士見坂校舎F310(3階)
(報告)
①川鍋健会員(一橋大学・院)
「平等の実現と裁判所の果たすべき役割―アッカマン及びバルキンの議論からの示唆として(仮)」
②平松直登会員(明治大学・院)
「憲法における『私人間効力』論の現状分析―イギリスにおける『水平的効力』の議論を素材として(仮)」

12月月例研究会

【12 月月例研究会のお知らせ】
(日時)2016 年 12 月 17 日(土)14 時 30 分~18 時(予定)
(会場)立正大学品川キャンパス 11 号館 6 階 1161 教室
(報告)全体テーマ「国際化の中の立憲主義」
①齊藤正彰会員(北海道大学)「国際化の中の立憲主義と憲法学のスタンス」
②手塚崇聡会員(中京大学)「裁判所における条約の参照 ―「参照」の意義とその限界―」

※12月月例研究会後、恒例の忘年会を開催いたします。予めお申し込みが必要となります(12月9日(金)必着)。

忘年会会場:完全個室居酒屋極 五反田西口店

下記のフォームに必要事項をご記入の上、info☆kenriken.jp.net(☆を@に変えてください)までお申し込みください。
参加費用は専任5000円、非専任3000円を予定しております。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
忘年会参加申込

お名前:
ご所属:
専任/非専任のいずれか
ご連絡先:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11月月例研究会

【11 月月例研究会のお知らせ】
(日時)2016 年 11 月 19 日(土)14 時 30 分~18 時(予定)
(会場)日本大学法学部三崎町キャンパス 2 号館 242 講堂(4 階)
(報告)
①辻健太会員(早稲田大学・助手)「生存権と貢献原則(仮)」
②長利一会員(東邦大学)「『外見的立憲主義』と緊急権 ――明治憲法体制下の緊急権―― 日独比較」

10月月例研究会

【10 月月例研究会のお知らせ】
(日時)2016 年 10 月 9 日(日)(公法学会 2 日目後)18 時~20 時(予定)
(会場)慶應義塾大学三田キャンパス南館地下 4 階 ディスタンスラーニングルーム
(報告)光信一宏会員(愛媛大学)「フランスにおける差別的表現の法規制(仮)」

【2016 年度第 2 回運営委員会及び臨時事務総会のお知らせ】
第 2 回運営委員会(日時)2016 年 10 月 9 日(日)17 時~17 時 30 分(予定)
(会場)慶応義塾大学三田キャンパス南館地下 3 階 2B35 教室
臨時事務総会 (日時)同日 17 時 30 分~18 時(予定)
(会場)慶応義塾大学三田キャンパス南館地下 4 階ディスタンスラーニングルーム

※月例会終了後,懇親会を開催します(会場:びのぐらーちぇ)。
参加費用は専任5,000円/非専任3,000円を予定しております。
参加ご希望の方は次の方法で9月28日(水)までにお申し込みださい。
※メールでの申込に限り、締切を10月6日(木)までに延長いたします。

・メールによる申込
下のフォーマットをメールにコピー&ペーストし,必要事項をご記入のうえ,憲理研事務局
info★kenriken.jp.net (★を@に変えてください)までお送りください。
=======================
10月月例会懇親会申込

お名前:
ご所属:
専任/非専任のいずれか
ご連絡先:
======================

・FAXもしくは郵送による申込
憲理研通信149号6ページの「参加申込書」に必要事項をご記入のうえ,通信記載のFAX番号もしく
こちらまで郵便でお送りください。

 

夏季合宿研究会

(日程)2016年8月23日(火)~25日(木)
(会場)宿泊 エムズホテルクレール宮崎 HP
研究会 宮崎市民プラザ中会議室 会場へのアクセス
(会場幹事)成瀬トーマス誠会員(宮崎大学)
(報告)
・阿部純子会員(宮崎産業経営大学)「拷問の禁止について―憲法と国際法の視点から―(仮)」
・清水潤会員(崇城大学)「19 世紀後期アメリカの憲法論に対するコモン・ローの影響について:コモン・ロー、憲法、市民的自由(仮)」
・金原宏明会員(関西大学・院)「厳格審査の基準の適用方法についての一考察―青少年保護目的の表現規制を中心に―(仮)」
・菅谷麻衣会員(慶應義塾大学・院)「低価値言論と内容規制(仮)」
・工藤伸太郎氏(弁護士、現地報告者)「川内原発訴訟について(仮)」

 

7月ミニ・シンポジウム

【2016年7月ミニ・シンポジウムのお知らせ】
今年度のミニ・シンポジウムは、関西憲法判例研究会との共催で開催します。
(日時)2016年7月9日(土)14時30分~18時
(会場)関西大学千里山キャンパス以文館2階25教室 (責任者)木下智史会員
(報告)全体テーマ:「司法審査制と民主主義論の現在」
①市川正人会員(立命館大学)「わが国における『司法審査と民主主義』論の経緯と展望』(仮)」
②金澤孝会員(早稲田大学)「『反多数決主義という難問』の存在意義に関する若干の考察(仮)」

★ミニ・シンポジウム終了後、18時30分より懇親会を開催します(会場:「すっぽん」〔関西大学千里山キャンパスから徒歩数分〕)。参加をご希望の会員は、FAX・郵便・電子メールにて、憲理研事務局まで「お名前・ご所属(専任/非専任)・ご連絡先」をお知らせください。(6月30日必着)。参加費用は専任5,000円、非専任3,000 円を予定しております。

6月例会

【2016年6月月例研究会のお知らせ】
(日時)2016年6月18日(土)15時00分~18時
(会場)成城大学3号館3階大会議室
(報告)
①牧野力也会員(筑波大学・院)「『患者の自己決定権』の憲法上の定位について―韓国憲法学における自己決定
権論との比較を通して―」
②上田宏和会員(創価大学)「同性婚をめぐる合衆国最高裁判例の『論理』的展開―Lawrence,
Windsor,Obergefell 判決―」

5月春季研究総会

【2016年5月春季研究総会のお知らせ】
(日時)2016年5月8日(日)9時~17時(予定)(※終了後,懇親会)
(会場)中京大学名古屋キャンパス1号館清明ホール(会場校幹事)横尾日出雄会員
(報告)全体テーマ:立憲主義の多義性と普遍性(仮)
①赤坂幸一氏(九州大学・ゲストスピーカー)「ドイツと日本における立憲主義の過去・現在・未来(仮)」
②成澤孝人会員(信州大学)「イギリスにおける不文の立憲主義について(仮)」
③大河内美紀会員(名古屋大学)「アメリカにおける「立憲主義」概念の現在(仮)」
④山元一会員(慶應義塾大学)「世界のグローバル化と立憲主義の変容(仮)」
(司会者)植村勝慶会員(國學院大学)、濵口晶子会員(龍谷大学)

☆事務総会のお知らせ
2016年5月8日(日)13時30分より事務総会を開催いたします。万障繰り合わせの上、ご出席くださいますようお願い申し上げます。
議題:次年度研究テーマ,新入会員の承認,予算・決算の承認,その他
(詳細は憲理研通信をご覧ください)

☆運営委員選挙のお知らせ
上記春季研究総会時(5月8日)に、次期運営委員会の委員の選挙が行われます。
(詳細は同封の「運営委員選挙の公示について」をご覧ください)

☆2016年度第1回運営委員会のお知らせ
2016年5月8日(日)12時10分より,運営委員会が開かれます。運営委員の先生方は万障繰り合わせの上,ご出席くださいますようお願い申し上げます。
(詳細は招集通知をご覧ください)

☆院生・若手交流会のお知らせ
上記春季研究総会時(5月8日)の昼休みの時間帯に、憲理研の会員の多くを占める全国の院生及び非専任若手会員の相互交流を深めるために、意見交換のための交流会を開催します。なお、各自で昼食をご準備の上、ご参加ください。その際、昼食にかかりました料金のレシートをご持参ください(氏名をあらかじめご記入ください。事務局より昼食代への補助〔上限 1,000 円〕があります)。
(詳細は憲理研通信をご覧ください)

3月例会

【2016年3月月例研究会のお知らせ】
(会場)立正大学品川キャンパス11号館7階1171教室
(日時)2015年3月19日(土)14時30分~18時00分(予定)
(報告)全体テーマ:
①入井凡乃会員(椙山女学園大学非常勤講師)「法律制定後の立法者の義務―事後的是正義務を中心に(仮)」
②川口かしみ会員(早稲田大学・院)「憲法24条におけるジェンダー差別是正の可能性――最高裁夫婦別氏訴訟の検討を通して(仮)」

会場へのアクセス:大崎駅、五反田駅から徒歩5分、大崎広小路駅から徒歩1分、不動前駅から徒歩13分
(会場のある11号館は山手通り口正面の建物ですが、春季休業中の土曜日のため、山手通り口が閉門している可能性もあります。この場合、正門からお入りください。)

12月例会・忘年会

日 時:12月19日(土)研究会14時30分~17時50分,忘年会18時~20時30分(予定)
会 場:工学院大学新宿校舎28階第1会議室
全体テーマ:「憲法の基本原理の探求と現代~憲法学の先達との対話~」
第1部 14時30分~
浦田 賢治 会員(早稲田大学名誉教授)「憲法学断章」
第2部 16時20分~
永井 憲一 元会員(法政大学名誉教授)「憲法と教育法の研究50年」

忘年会
12月月例会後,忘年会を開催いたします。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。
参加費用:専任5,000円,非専任3,000円(予定)

11月例会

日時:11月28日(土)14時30分~18時
全体テーマ:「現代フランス憲法における2つの政治制度変容論」
報告者:岩垣真人会員(一橋大学・院)「フランス財政法政の転回と国家像」(仮)
三上佳佑会員(早稲田大学・院)「フランスにおける執行権の政治責任原理とその『刑事』化」(仮)
会場 :法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナードタワー 25階 B会議室

10月例会

日時:2015年10月16日(金)17:30-19:30(予定)
場所:京都産業大学むすびわざ館(3階3A教室)
*全国憲法研究会秋季研究総会と同じ建物になります。
アクセス:JR丹波口駅 徒歩4分/阪急大宮駅 徒歩7分/京福 四条大宮駅 徒歩7分
京都産業大学むすびわざ館へのアクセス(京都産業大学むすびわざ館ウェブサイト)
(新しいウィンドウで開きます)
報告者・報告テーマ:
建石 真公子 会員(法政大学)「生殖補助医療の法的規制と尊厳・人格・平等・親子~日本、フランスおよびヨーロッパ人権裁判における権利間の優先順位という課題~」

例会後,全国憲法研究会と共催で懇親会を予定しています。皆様奮ってご参加ください。
会費:常勤職にある方5000円,常勤職にない方3500円(いずれも予定)
会場:四条烏丸の周辺を予定しています。
締切は,9月30日 必着です。よろしくお願いいたします。

夏季合宿研究会

【重要:箱根火山活動活発化のため,合宿先が変更になりました。ご注意願います。ご不明な点があれば事務局までお問い合わせください】
日程:2015年9月1日(火)~3日(木)
場所:静岡県熱海市 レクトーレ熱海桃山
*新しいウインドウで開きます。
幹事:茂木洋平会員(桐蔭横浜大学)
費用:専任3万2千円・非専任2万5千円程度(いずれも予定。※宿の変更により専任料金が変更になりました)
※おかげさまで盛況により,専任の会員の皆様の料金を2泊3万円にすることになりました。御礼申し上げます(2015年8月28日記)。
*個室希望の場合は,専任・非専任とも3千円(2泊:予定)追加。
*個室は数に限りがありますので,原則として先着順にて受け付けます。4月10日以降,本会アドレスまたはFAX(成城大学法学部資料室・大津浩宛03-3482-2455)まで仮予約をお申し込みください。
報告者・各報告テーマ:
松本 賢人 氏(現地報告者・第2東京弁護士会)神奈川県臨時特例企業税条例事件(仮)
西土 彰一郎 会員(成城大学)ドイツにおけるトランスナショナル憲法論(仮)
實原 隆志 会員(長崎県立大学)「萎縮」させることによる間接的侵害の成否(仮)
今井 健太郎 会員(早稲田大・院)対テロ戦争と手続的デュー・プロセス―ポスト9.11のアメリカの連邦最高裁判所における判例法理の展開」(仮)
水谷 瑛嗣郎 会員(慶應義塾大・院)「アメリカのプレスの自由と内部規律について」(仮)

7月ミニ・シンポジウム

日時:2015年7月18日(土)14:00~17:45(予定)
全体テーマ:ヘイトスピーチと憲法(ヘイトスピーチと憲法~ヘイトスピーチ問題における「対話」の可能性~)
会 場:早稲田大学早稲田キャンパス8号館B-102教室(地下1階)
報告者・各報告テーマ:
冨増 四季 氏(ゲストスピーカー・京都弁護士会)京都朝鮮第一初級学校 威力業務妨害事件 ヘイト「クライム」からの教訓・示唆
毛利 透  会員(京都大学)ドイツ憲法から考えるヘイトスピーチ規制
奈須 祐治 会員(西南学院大学)アメリカにおけるヘイトスピーチ規制の歴史と現状―「特殊」なモデルの形成と変容

6月例会

日時:2015年6月20日(土)14:30-17:30
全体テーマ:連邦国家化と憲法をめぐるベルギーとイタリアの「対話」
報告者・各報告テーマ:
芦田 淳  会員(国立国会図書館)イタリア共和国憲法における「不可分の国家」と連邦制(仮)
武居 一正 会員(福岡大学)ベルギーの第6次国家改革(2010-2014年)と連邦化のゆくえ(仮)
※参考文献:武居一正「ベルギーの政変(2010-2011年)について」福大法学論叢56巻4号363-413頁
会 場:日本大学法学部三崎町キャンパス10号館1073教室(7階)

2015年度春季研究総会

日時:2015年5月10日(日)
9時20分~17時30分(予定。その後懇親会を予定しております)
全体テーマ:大学自治保障論に見る制度と法の「対話」(仮)
報告者・各報告テーマ:
石川 健治 氏(ゲストスピーカー・東京大学)総論・制度的保障論批判(仮)
小貫 幸浩 会員(駿河台大学)ドイツの大学自治と制度的保障論(仮)
南野 森  会員(九州大学)フランスの大学自治と制度理論・憲法ブロック論(仮)
中林 暁生 会員(東北大学)アメリカの大学自治と制度理論(仮)
司会:
高佐 智美 会員(青山学院大学),上村 都 会員(新潟大学)
会 場:明治大学駿河台校舎リバティタワー6階1063教室
(会場校幹事 江藤 英樹 会員)

【事務総会・運営委員会・若手交流会】
春季研究総会のお昼休み(12:10-13:50)には,運営委員会(リバティタワー6階1061教室)および若手交流会があります。運営委員の皆様におかれましてはご参集なにとぞ宜しくお願いいたします(詳細は別途連絡いたします)。
また,若手交流会(グローバルフロント403D〔3階D教室〕)は,非専任・若手の院生の交流を目的とした会で,各自昼食をとりながら交流をするものです。昼食代の補助(上限1000円)がありますので,昼食およびそのレシートをお持ちになってください(おつりが出ないようにご協力ください)。
その後14時から,総会会場にて事務総会がございますので,ご出席くださいますようお願いいたします。

3月例会

日時:2015年3月28日(土)(第3土曜ではありませんのでご注意下さい
14時30分~17時30分(予定)
全体テーマ:公務員の特殊な地位と市民としての権利との「対話」(仮)
報告者・各報告テーマ:
安原 陽平 会員「ドイツ基本法33条5項『職業官吏制度の伝統的諸原則』の規範的意味(仮)」
堀口 悟郎 会員「フランスにおける『大学の自治』(仮)」
会 場:成城大学3号館2階321号教室

12月例会・忘年会

日時:12月20日(土)研究会14:00-17:30、忘年会18:00-20:00
全体テーマ:風営法ダンス規制問題を考える(仮)
報告者:齋藤 貴弘 氏(弁護士、第二東京弁護士会)
「ダンス営業規制をめぐる状況―法改正の動きなどを含む(仮)」
水谷 恭史 氏(弁護士、大阪弁護士会)
「NOON摘発の実際の状況と弁護団の主張(NOON裁判の主任弁護人として)(仮)」
新井 誠 会員(広島大学)
「ダンス営業規制をめぐる憲法論(仮)」
会 場:工学院大新宿校舎28階第4会議室(予定)
忘年会:例年(通常年)の要領にて行う予定。会場は例会会場周辺。
アクセス:各線新宿駅(JR新宿駅西口)から徒歩5分。

【第3回運営委員会のお知らせ】
12月月例研究会の前の時間(13:00-13:50)に、月例研究会と同じ場所で、2014年度第3回運営委員会を開催いたします。詳細は別にお知らせいたしますが、主な議題は次の事項となります。
2015年3・4月の月例研究会(案)/2015年春季研究総会(案)/入会の承認/その他

11月例会

日時:11月15日(土)15:00-17:00(予定)
報告者:茂木 洋平 会員(桐蔭横浜大学)
テーマ:「多様性の価値とAffirmative Action」
会 場:早稲田大学 早稲田キャンパス8号館 B-101教室

2014年度10月例会

日 時: 10 月 17日(金) 日(金) 17 時 35 分~ 19 時
報告者: 藤井 正希 会員 (群馬大学)
テーマ: 「マスメディアの情報操作の弊害 ~ 国民主権の観点から(仮)」
会 場 : 東京慈恵会医科大学 国領キャンパス 看護学科校舎 1階大講堂
幹 事 : 小沢 隆一 会員(東京慈恵会医科大学)

・第2回運営委員会および事務総会の開催
10月月例研究会に先立ち,第2回運営委員会および事務総会を開催いたします。
第2回運営委員会の会場は,医学科国領校舎本館1階のB会議室です。直前まで開催されている全国憲法研究にご参加の運営委員の先生方につきましては,係がご案内いたします。
また事務総会が,10月例研究会前に,月例研究会と同じ場で開催されます。
日時:2014年10月17日(金)
第2回運営委員会:17:05-17:25
事務総会:17:30-17:35
議題:次期運営委員長の承認について/次期事務局長の選出について/新規入会者の承認について/その他

・懇親会(10月月例会終了後)
月例研究会終了後、懇親会を開催いたします。みなさまふるってご参加ください。
会費:常勤職にある方4,000円  常勤職にない方2,000円
時間:19時15分-20時45分
会場:東京慈恵会医科大学学生食堂Bella(ベッラ)
<会場校より>
・懇親会場は,普段,学生にランチを提供するいわゆる「学生食堂」ですが,帝国ホテル等で修行した元シェフ直伝のスタッフが自慢の料理を用意します。どうぞご堪能ください。

8月夏季合宿研究会

【8月夏季合宿研究会 】
日 程:2014年8月24日(日)から8月26日(火)
場 所:岩手県盛岡市 / 宿泊所:地方職員共済組合繋保養所 清温荘
幹 事:江原 勝行会員(岩手大学) 菊地 洋会員(岩手大学)
報告者・報告題目
・菊池 優太 氏 (岩手県法務学事課特命課長)「復興事業のための用地取得における憲法問題(仮)」
・中島 宏 会員 (山形大)「ブルカ禁止法のその後~Baby Loup事件と欧州人権裁判所判決(仮)」
・小池 洋平 会員 (早稲田・院)「奴隷的拘束禁止の憲法上の意義:アメリカ合衆国憲法修正第13条制定時との対話を通じて(仮)」
・千國 亮介 会員 (早稲田・院)「死刑と被害者をめぐる基本権ドグマーティク(仮)」

7月ミニ・シンポジウム

日 時: 7月19日(土)14時00分-16時45分(終了予定)
会 場: 日本大学三崎町キャンパス(最寄り駅は水道橋駅・神保町駅になります)
法学部10号館1011講堂(1階)

テーマ: 「平等関連判例の地殻変動」
趣 旨:近年、政治的平等についても、家族法的・社会保障法的・労働法的な平等についても、判例動向に地殻
変動ともいうべき変化が起こっているように見える。今回のミニ・シンポジウムでは政治的平等と家族
法的・社会保障法的・労働法的平等の二つの方向から平等についての判例の動向を検討し、実際に地殻
変動が起こっているのか、起こっているならそれはどのようなものか検討することによって憲法上の平
等原則の理解を深めたい。
報告者:巻 美矢紀 会員(千葉大学)「公共領域における「地位の平等」の象徴的宣言――近年の議員定数不均衡を
めぐる判決を中心に(仮)」
吉田 仁美 会員(関東学院大学)「家族、出自、ジェンダー問題をめぐる領域での平等-婚外子相続分規
定違憲訴訟を中心に-(仮)」

※13名の運営委員を選出する会議を以下の要領で行いますので、2014年5月11日の運営委員選挙で当選された会
員はご参集ください。

憲法理論研究会推薦運営委員選考会議
日 時:2014年7月19日(土)13時~13時50分(ミニ・シンポジウムの前)
会 場:日本大学 法学部 11号館 会議室(2階)
(11号館の入館にあたっては、建物の入口でインターホンを押してくださいますようお願いいたします)

2014年度春季研究総会

日 時: 5月11日(日)9:30〜16:20
タイムテーブル: 9:00 開場
9:30-11:35  研究報告
11:35-11:55 事務案内
12:10-13:20 昼休み(運営委員会・若手交流会)
13:30-14:00 事務総会
14:00-16:15 質疑応答
16:15-16:20 閉会挨拶
16:30 懇親会会場へ移動
会 場: 広島大学東千田キャンパス(広島市中区東千田町 1-1-89) A 棟 5 階 501 講義室(予定)
アクセスマップ・キャンパスマップはこちらをご覧下さい(広島大学HPへ移動します)
※広島市内のキャンパスです。東広島キャンパスではありませんのでご注意ください
幹 事: 新井 誠 会員(広島大学)
全体テーマ: 戦後史の中の憲法
趣 旨:
憲法理論研究会が発足した 1964年は、内閣憲法調査会の報告書が提出された時期に重なる。憲理
研が50周年を迎えつつあった2013年、改憲の手続要件を緩和する「96 条先行改正論」が登場した。
学界こぞっての批判と世論に生まれた警戒感から「“裏口入学”明文改憲」が後景に退いたかに見える
が、「壊憲」法律の整備が急ピッチで進められている。こうした動きは、「近代日本がたどった憲法
史、敗戦という転換点によって始動した戦後史をまるごと“無化“するがごとき企て」と呼びうる。
この「企て」に抗する憲法の正統性を調達しうる土壌を戦後憲政史は培ってきただろうか。戦後の
日本憲法学が日本社会といかに〈対話〉してきたか検証しつつ、憲法学の今日的理論課題を探る。
司会者: 大津 浩 会員(成城大学)・河上 暁弘 会員(広島市立大学)
報告者とテーマ

   三島 憲一 氏 (ゲストスピーカー・大阪大学名誉教授/ドイツ思想)
「憲法と公共圏(世論)――ドイツ連邦共和国の例」

憲法規範の成立およびその政治や日常への定着に公共の議論がどのような役割を果たしている
かを、シュピーゲル事件、過激派条例、政治的庇護権、ドイツ統一、過去の認識などの例を取り
上げながら、公共圏と憲法規範との循環関係を考えてみたい。また批判や不満が政治に反映され
ることが先進国で最も少ない国として比較社会学者アイゼンシュタットは日本を挙げるが、この
見方を裏づけるファクターを公務員の政治活動禁止からはじまり、大学や学会の日常生活にまで
わたる諸現象に見てみたい。

西原 博史 会員 (早稲田大学)
「日本の憲法学における人権概念と『国民』利益の逆襲」(仮)

憲理研創設時、通説形成期の憲法学に対する批判的問題意識が大きな役割を果たした。最大の
論点の一つが、初期の学説において反全体主義思想の下で「民主主義」と予定調和的に捉えられ
た人権観念のイデオロギー性の克服であったことは間違いがない。ただ、「科学的」人権理論
は、様々な本質主義に絡め取られるリスクを抱えて出発した。また、少数者保護の発想は、組織
少数者の特権確立に(意識的・無意識的に)寄与し、国民意識における反人権思想を育てる土壌とな
った。ドイツで連邦憲法裁判所が追求した基本権保障の構造との対比を交え、現状における人権
概念の隘路を突破する方法を探りたいと思いつつ……

西村 裕一 会員 (北海道大学)
「平和の『科学』、自由の『哲学』」(仮)

「戦後レジーム」とは、日米安保条約を要石として、平和主義(専守防衛)と立憲主義(西側陣営)
を実現するという体制であるが、これを可能にしたのが「東京裁判」という儀式であり、憲法学
における「反米+非武装」という選択も、かかる物語の自明性を前提としていた。けれども、現
在、その自明性は急速に失われつつある。そこで本報告では、かかる事態に対応すべく、戦後憲
法学の遺産を再検証したいと考えている。

辻村 みよ子 会員 (明治大学)
「日本の戦後憲政史と主権・代表制・選挙権論
――憲法学は民主主義の定着/発展に寄与しえたか。いかなる民主主義か。」(仮)

国体論争から70 年代主権論争・80 年代選挙権論争等を経た憲法理論の功罪と民主主義論の展
開、改憲動向のなかの立憲主義論の課題等について、比較憲法史的視座から考える。

※当日13時30分より、研究総会会場におきまして事務総会を開催いたします。
会員のみなさまには万障お繰り合わせのうえ、ご出席くださいますようお願い申し上げます。
主な議題: 次年度研究テーマ
新入会員の承認
予算・決算の承認
その他
※今回の春季研究総会では運営委員会委員選挙がありますのでご投票ください。
※会場周辺の飲食店は日曜日のため休業している場所も多いことが予想されます。
会場からあまり離れず昼食を済まされたい会員の皆様は、同封のハガキにて
お弁当(1000円程度)をお申込み下さい(4月20日必着)。
※総会終了後,17時からJR広島駅周辺で懇親会を開催いたします。ぜひご参加ください。
ご出席される場合は同封のハガキにてお申し込みください(4月20日必着)。

4月月例会

日 時: 2013年4月19日(土)15時‐17時
会 場: 跡見学園女子大学 文京キャンパス 2号館 4階M2401教室
キャンパスマップはこちらをご覧下さい(跡見学園女子大学HPへ移動します)
報告者とテーマ:
門輪裕介会員(一橋大学・院)
「現代社会と主権」
宮内紀子会員(関西学院大学・院)
「イギリスにおける在外投票権」

3月月例会

日 時: 3月15日(土)14:30〜17:30
会 場: 早稲田大学 早稲田キャンパス 15号館02教室
キャンパスマップはこちらをご覧下さい(早稲田大学HPへ移動します)
全体テーマ:実名報道をめぐる憲法上の問題
報告者:
井上知樹会員(工学院大学)
「人間の尊厳から実名報道を考える―個人の尊重から『氏名権』を考える」(仮)
榎澤幸広会員(名古屋学院大学)
「知る権利(報道の自由)と実名報道の関係を精査する―表現の自由を問い直す」(仮)
飯島滋明会員(名古屋学院大学)
「無罪推定原則と実名犯罪報道」(仮)

12月月例会・忘年会

日 時: 12月21日(土)15:00〜17:00
会 場: 明治大学 駿河台キャンパス研究棟 2階第9会議室
駿河台キャンパス内マップはこちらをご覧下さい(明治大学HPへ移動します)
※ 研究棟はリバティータワー裏手にございます
報告者: 杉原 泰雄氏(一橋大学名誉教授・元会員)
「『少国民世代』と日本国憲法 ー 憲法とともに生きて」

・忘年会
月例会終了後、忘年会を開催いたします。
今年の忘年会は憲法理論研究会50周年記念として行う予定ですので、
みなさまぜひご参加ください。
通信134号に同封のハガキにて出欠をお知らせください12月12日(木)必着

日 時:2013 年 12 月 21 日(土)17 時 30 分頃から
会 場:山の上ホテル別館B1南欧料理“シェヌー”(電話 03-3293-2837)
http://yamanoue-hotel.co.jp/rb/cheznous/(外部ページに移動します)
会 費:専任会員 8000 円程度 非専任会員 4000 円程度

11月月例会

日 時: 11月16日(土)15:30〜18:00
会 場: 学習院大学 西2号館 503号室
gakushuuin
(クリックすると大きな地図が表示されます)
報告者: 吉良 貴之 会員(宇都宮共和大学)
「憲法と時間」(仮題)

10月月例会

日 時: 10月13日(日)公法学会終了後 17:00〜18:30
会 場: 立命館大学衣笠キャンパス 以学館 31号教室
アクセスについてはこちらをご覧下さい(立命館大学HPへ移動します)
報告者: 内野 正幸 会員(中央大学)
「適用違憲と違憲審査基準」(仮題)
※ 日本公法学会の進行状況により、月例研究会の開会が若干遅れることもありますので、
お含みおきください。

夏季合宿研究会
  日 時: 2013年8月25日(日)〜27日(火)(予定)
  場 所: 富山県黒部市宇奈月温泉「フィール宇奈月」
       http://www.f-unazuki.net/
  幹 事: 栗田 佳泰 会員(富山大学)
  報告者: 芹沢 斉 会員(青山学院大)
       「企業の社会的責任論と人権尊重責務」(仮題)
       青島 明生 氏(現地報告者・弁護士)
       「イタイイタイ病に関する報告」
       彼谷 環 会員(富山国際大)
       「政策形成過程への女性参加をめぐる議論」(仮題)
       石川 裕一郎 会員(聖学院大)
       「近年のフランスにおける刑事法制の展開と被疑者・被告人の権利保障」(仮題)
  スケジュール:
       8月25日(日) 15:00 現地集合
              15:30 – 17:00 報告(芹沢会員)
              17:00 – 18:30 報告(青島氏)
              19:00 – 20:30 ディナーバイキング
       8月26日(月) 10:30 – 12:00 報告(彼谷会員)
              12:00 – 13:00 報告(石川会員)
              13:00 – 14:30 昼食・休憩
              14:30 – 17:00 現地見学
              ※有名な裁判の舞台となった地域の見学を予定
              18:00- 懇親会「宇奈月屋」(徒歩3分程度)
       8月27日(火) 朝食、打ち合わせ後、現地解散
  参加費用:専任会員  30,000円
       非専任会員 25,000円
       ※個室希望者は、別途加算料金がございます(1泊あたり+500円)。
        なお、個室には限りがございますので、先着順とさせていただきます。
【参加申込方法】
参加ご希望の方は次の3つの方法で7月末日までにお申し込みださい。
・メールによる申込
下のフォーマットをメールにコピー&ペーストし,必要事項をご記入のうえ,憲理研事務局
info★kenriken.jp.net (★を@に変えてください)までお送りください。
=======================
2013年度 夏季合宿研究会参加申込    ・ お名前
・ ご所属
・ ご住所
・ 電話番号
・ メールアドレス
・ ご意見・ご希望等
======================
・FAXもしくは郵送による申込
憲理研通信131号8ページの「参加申込書」に必要事項をご記入のうえ,通信記載のFAX番号もしく
こちらまで郵便でお送りください。
第6回ミニ・シンポジウム
  日 時: 2013年7月20日(土)14:00~17:30
  会 場: 日本大学 三崎町キャンパス 法学部10号館 3階 1031講堂
        http://www.law.nihon-u.ac.jp/access/index.html
          nichidai_campus_small
          (画像をクリックすると拡大します)
  テーマ: 「議会制度・選挙制度を考える」(仮)
  趣 旨: 国会法、議会制度、選挙制度を研究領域とする政治学者をゲストに招き、動きつつある議会政治
      につていま考えるべき諸問題の提起や提言をしていただき、憲法研究者の応答を交えて議会制の
      これからを考える場としたい。
  報告者:大山 礼子 氏(ゲストスピーカー・駒澤大学/政治制度論)
      竹中 治堅 氏(ゲストスピーカー・政策研究大学院大学/政治学)
  司会およびコメンテーター:
      岡田 信弘 会員(北海道大学)
      只野 雅人 会員(一橋大学)
春季研究総会のお知らせ
  日 時: 2013年5月12日(日)9:30~16:20
  タイムテーブル: 09:30~11:30 研究報告
          11:30~12:00 事務報告
          12:00~13:30 昼休み(運営委員会)
          13:30~14:00 事務総会
          14:00~16:20 討論および質疑応答
  会 場: 新潟大学 五十嵐キャンパス 人文社会科学系棟 E棟 1階 E160講義室
          2013niigata_campus_S
          (画像をクリックすると拡大します)
  幹 事: 成嶋 隆 会員(新潟大学)
  テーマ: 「社会変動と憲法学」
  趣 旨: 社会変動の中で、立憲主義の正統性さえ懐疑する風潮が生じている。変動を超える定点として、
      憲法の規範力に期待できるのか。政治学からの問題提起を受け、今、憲法学の可能性を探る。
  報告者とテーマ: 
      葛西まゆこ 会員(東北学院大学)
      「福祉・『平等』・憲法」(仮)
      木村 草太 会員(首都大学東京)
      「立法の法的統制:立法目的・立法事実・立法裁量」(仮)
      横大道 聡 会員(鹿児島大学)
      「政治部門の憲法解釈と憲法学」(仮)
      吉田 徹 氏(ゲストスピーカー・北海道大学/政治学)
      「ステイツ・オブ・デモクラシー:ポピュリズム・熟議民主主義・アーキテクチャ」(仮)
  司会者:江原 勝行 会員(岩手大学)・柳井 健一 会員(関西学院大学)

  ※当日12時より、第1回運営委員会を開催いたします。運営委員の皆様にはご出席くださいますようお願い申し上げます。
  ※当日12時より、若手交流会を開催いたします。詳細につきましてはこちらをご覧ください。
  ※当日13時30分より、研究総会会場におきまして事務総会を開催いたします。
   会員の皆様には万障お繰り合わせのうえ、ご出席くださいますようお願い申し上げます。
    主な議題:次年度研究テーマ
         新入会員の承認
         予算・決算の承認
         その他
  ※五十嵐キャンパスまでのアクセスは下のリンク先からご確認ください。
   ・新潟大学HP 交通アクセス・キャンパスマップ
   ・JR越後線(新潟〜新潟大学前)[2013年3月26日URLを更新しました]
    〔行き〕
     http://www.jreast-timetable.jp/1304/timetable/tt1137/1137031.html
      注:関屋行きは新潟大学前まで行きません。
    〔帰り〕
     http://www.jreast-timetable.jp/1304/timetable/tt1138/1138011.html
   ・新潟交通バス(新潟駅前(万代口)~新大正門前)
    〔行き〕
     http://bus.niigata-inet.or.jp/notice/view.asp?ROUTEID=27&POINTID=2007&STOPID=7
    〔帰り〕
     http://bus.niigata-inet.or.jp/notice/view.asp?ROUTEID=27&POINTID=569&STOPID=2
  ※五十嵐キャンパス周辺にはホテルがございませんので,宿泊を考えている会員におかれましては,
   新潟駅周辺に宿泊なさることをお勧めいたします。
4月月例会
  日 時: 2013年4月20日(土)15:00~17:00
  会 場: 早稲田大学 早稲田キャンパス 8号館 3階会議室
      http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
  報告者: 城野 一憲 会員(早稲田大学・院)
      「アメリカ連邦最高裁の判例法理における「保護されない言論」の考え方」(仮題)

3月月例会
 日 時: 2013年3月16日(土)15:00~17:00
 会 場: 法政大学 市ヶ谷キャンパス 80年館 7階 会議室
     http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/index.html
 報告者: 土屋 仁美 会員(法政大学・院)
     「EU食品安全分野の予防原則における健康権の保障:科学的不確実性の議論を中心に」
12月月例会・運営委員会・忘年会
・12月月例研究会
 日 時: 2012年12月15日(土)15時~17時
 会 場: 早稲田大学 早稲田キャンパス 8号館 303会議室 
 報告者: 横田 耕一 氏(九州大学名誉教授/憲法学) 「象徴天皇制と憲法学」
 ・忘年会 
 12月月例研究会後、恒例の忘年会を開催いたします。 多くの会員の皆様のご参加をお待ちいたしております。
  ※ご出欠を郵送のはがきにてご連絡ください(12月10日(月)必着)。 
 日 時: 12月15日(土)17:00~ 
 会 場: 「早稲田蔵」 
      新宿区西早稲田1-2-1 東京メトロ東西線「早稲田駅」3b出口から徒歩3分 
      03-3202-8997 
      http://r.gnavi.co.jp/p856800/ 
 会 費:専任7,000円 非専任3,500円(予定) 
・2012年度 第3回運営委員会 
 12月月例研究会前に開催しますので,運営委員の皆様にはご出席下さいますようお願い申し上げます。 
 日 時:2012年12月15日(土)14:00~15:00 
 場 所:早稲田大学 早稲田キャンパス 8号館 303会議室 
 議 題:次年度研究テーマについて 
     次年度春季研究総会について 
     次年度春季研究総会時のワーキング・セッションについて 
     今後のスケジュール(月例会、ミニシンポ、夏季合宿等)について 
     憲理研ホームページについて 
     新規入会希望者の承認について 
     その他
11月月例会
     日 時: 2012年11月17日(土)15時~18時
     会 場: 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 19階119HI教室
     報告者: 杉山 有沙 会員(早稲田大学・院)
      「イギリス障害者差別禁止法理で禁止する「障害に関係する差別」の意義」(仮題)
       中村 安菜 会員(明治大学・院)
      「日本における国籍の意義:国籍の歴史的展開からの考察」(仮題)
     ※明治大学駿河台キャンパスへのアクセス http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
     ※駿河台キャンパス内マップ http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
10月月例研究会・第2回運営委員会・臨時事務総会
     日 時: 2012年10月7日(日)18時~20時(臨時事務総会終了後)
     会 場: 法政大学 市ヶ谷キャンパス 外堀校舎 S307教室
     (アクセスマップ)
     ・キャンパスまで: http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/ichigaya.html
     ・キャンパス内: http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/index.html
  ※ 外堀校舎は⑤の建物です。
  ※ なお、当日は日曜日のため、正門は18時に閉まります。
     日本公法学会から連続して本研究会にご出席される場合は問題ないのですが、
     日本公法学会に出席されずに本研究会のみに18時以降にいらっしゃる場合は、
     直接外堀校舎の入口からお入りください(外堀校舎の入口は、正門の横のセブンイレブンの隣です)。
     報告者: 成原 慧 会員(東京大学)
      「アーキテクチャ、パブリック・フォーラム、表現の自由」
 ●10月月例研究会に先立ち、第2回運営委員会と臨時事務総会を開催します。
     日 時:2012年10月7日(日)
      運営委員会:17時~17時30分
      臨時事務総会:17時30分~18時
     会 場:法政大学 市ヶ谷キャンパス 外堀校舎 S307教室
     議 題:次期運営委員長の承認について
       次期事務局長の選出について
       新規入会者の承認について
       その他
 ※ 日本公法学会の進行状況により、運営委員会・事務総会・月例研究会の
    開会が若干遅れることもありますので、お含みおきください。

 

 

▲このページのTOPへ